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「今日のワン」(36)

  • 2022年3月20日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年3月20日

2022年3月20日「今日のワン」メッセージ

    

    「共感ストレス」


このご時世、「共感ストレス」というものに陥いっている人がたくさんいるという。コロナ感染者と死者数、また過酷な環境で患者さんたちの看護にあたる医療従事者たち、そして未だ解決の糸口を見いだせないウクライナを巡るロシア攻撃によって苦しみのどん底にいる市民の人々、また先日襲った東北地震によって被災し、再び不安と不自由な生活を強いられている被災者たち。こうした報道を連日のように見聞きし、苦しみのうちにいる人々の痛みと悲しみに共感するあまりストレスに陥いる。

ある心理学者がこの共感することがストレスにならないように2つのことを提示していた。

➀思いを分け合うこと。助けを必要としている人々 に対する自分の思いを互いに伝え、分かち合うこと。

➁近くにいる人を苦しんでいるウクライナの人たち、あるいは被災者たちと思って、優しく親切にすること。ウクライナや被災地という現場に支援のため行くことはできなくても、

自分の近くにいる人たち、また悩んでいる人の思いに耳を傾け、親切にすることが共感ストレスに陥らないようになる。


普通、ストレスを感じたら、これを解消するためにはその原因となっているものから離れたり、考えないような時間をつくってリフレッシュしてストレスを消していくものだが、共感ストレスの場合は、自分の共感する優しい心を守りながら、それを親切にする行為に変えて伝えていくことがストレスにならない方法だという。

 

今は「寄り添い」の時代。どうしようもない現実がありながらも、そのどうしようもないことに寄り添うところに慰めと希望がある。割り切ったつもりでも、心はそう簡単に割り切れるものではない暖かさを持っているのも人としての現実。

イエスさまの十字架の姿は、私たち人間の痛みに対する愛せずにはいられない徹底した寄り添い。その共感する思いを私も少しでも伝えていけるものでありたい。


今日のみことば:「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみをつぶさに見、彼らの叫び声を聞き、その痛みを知った。わたしは降って行き、乳と密の流れる土地へと彼らを導き上る。」(出エジプト:3・7,8b)



 

 


 


 

 




 
 
 

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