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「今日のワン」(165)

  • mizunoseigi
  • 2022年12月22日
  • 読了時間: 2分

2022年12月22日「今日のワン」メッセージ

「差異の根底にあるもの」

私たちは生まれもって身分の違いや経済的、身体的な差なるものを抱えながら生きているが、マリアの賛歌には次のように記されている。「主はその腕で力を振るい、思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たし、富める者を空腹のまま追い返されます(ルカ1・51-53)」。

権力ある者、富める者がいれば、身分の低い者、飢えた貧しい者がいる。このマリアの賛歌は、形勢逆転によってもたらされる神の救いを讃えているのだろうか。スポーツの試合に例えれば、まるで劣勢(弱小)に立たされていたチームが最後には優勢(強豪)あるチームに逆転勝利を治めた時の歓喜と爽快さを味わうようなものか。しかし、そのような優劣を土俵とした救いの希望にあっては、また新たな弱者を生む社会であって、身分の低い者や飢えた者もまたきっと思い上がる者に成り変わるだろう。謙遜さは、不公平とも言うべき差異ある現実がありながらも、その根底にある同じ命が見えている姿勢からもたらされる。この同じ命が見えないとき、人はどちらにしても思い上がる。マリアの賛歌が言わんとしていることは、神様によって生かされている同じ命としての交わりの温かさが実現する、神様の救いを讃えているのだろう。

今日のみことば:「身分の低い、この主のはしためにも、力ある方が偉大なことをなさいましたから(ルカ1・48-49)」。







 
 
 

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