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「今日のワン」(82)

  • 2022年5月12日
  • 読了時間: 2分

2022年5月12日「今日のワン」メッセージ


  「ロシアの始まり」

今日は、「信仰養成講座」があった。「和解と一致」という章で、キリスト教派について共に学びを得ることができた。今日は主に「正教会」について。1054年東西の教会が分裂し、東方教会(ギリシャ正教会)からロシア正教会の流れの経緯について触れ、今世界のタイムリーな話題でもあるロシアの始まりについても、掲載した資料を参考に学んだ。9世紀にスラヴ民族が住む地域にスカンジナビア半島からノルマン人の一派であるルス(ルーシとも呼ぶ。ロシア「Rusia」の語源)が移動してきて、スラヴ人と混血したノルマン人のリューリクが862年にノヴゴロド国を建国した。これがロシア国の起源とされており、ノウゴロドはロシアの古都だった。その後、南方へと移動し、リューリクの後裔であるオレグ王子が882年キエフ公国(キエフ・ルーシ:9世紀~13世紀)を建国し、首都をキエフに移す。その後988年に統治者であったウラジーミル1世が東ローマ皇帝の妹アンナと結婚し、洗礼を受け、ギリシャ正教を国教化することになり、それがロシア正教会の始まりへとつながっていく。皇帝の妹アンナとの結婚によりキエフ公国の権威は高まり、ビザンチン文化を取り入れ、手腕をふるったウラジーミルによってキエフ公国は繁栄していった。ウラジーミル1世は東方正教会において聖人として崇敬されている。ウラジーミル・プーチンは洗礼を受けた際にこの聖人の名を洗礼名として頂いたのだろう。プーチンが「ロシアはキエフから生まれた」と度々発言し、彼が執拗なまでにウクライナにこだわることもその歴史を紐解けばよく分かる。ロシアとウクライナ、また隣国のベラルーシ(白いロシアの意)もキエフ公国を祖先とする切っても切り離せないルーツを同じくする兄弟国であるゆえに、これ以上互いに血を流さないかたちでの和解と一致の早期実現が待たれる。十字架の道を前にして弟子たちと共にした最後の晩餐の席上でのイエスさまの祈りを唱えて、今日の一日を終えようと思う。


今日のみことば:「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。」(ヨハネ17・21)





 
 
 

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