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「今日のワン」(69)

  • 2022年4月23日
  • 読了時間: 2分

2022年4月23日「今日のワン」メッセージ


     「信じたいのです」


復活したイエスさまが現れたことを、人伝えに知らされても、弟子たちは信じなかった、とあります。イエスを見たマグダラのマリアがそのことを伝えても、エマオへ向かう二人がイエスさまの言葉を聞き、共に食事をしたことを弟子たちに知らせても、彼らは信じなかった。

その信じない弟子たちに、イエスさまは

「全世界に行って、福音をのべ伝えなさい」と言ったのです。


この世界では繰り返し、信じられない出来事が起こっています。なぜでしょうか?信じられないからです。その信じられない相手に対して、福音を伝える大切な使命をイエスさまは託されたのです。信じられない相手に自分の大切な使命を託すでしょうか。ここに、イエスさまの

私たちに対する愛があるように思います。


「見ないと信じない」とよく言われます。確かに見て信じる人もいると思います。でも、見ても信じないこともあります。その不安と恐れと疑いでいっぱいになっている頑な心にどう向き合えばいいのか。その人を信じ続けるしかありません。それがイエスさまの愛でした。


信じ続けることは至難の業です。だから、人間の実際は「信じつつも疑う」という表現が適していると思います。これを一言で言えば、「信じたいのです」。みんな信じたいと思いながら生きているのです。信じるに足りないながらも、そういう自分を信じつづけてくれる存在との出会いは、その人にとって福音です。


「信じたいのです」。立派な信仰告白です。命は信じて生まれてくるものです。しかし、

見たり、聞いたり、その証しが「信じる」ことの前提になってしまっているほどに世界は傷ついているのです。だから、福音が必要なのです。福音に生かされて、「信じつつも疑う」人は、自分の生き方を問う人でしょう。争いは問わないところから生まれるからです。

信じ切った信仰も、全く信じないことも、極端に走ります。だから、「信じたいのです」が、ちょうどいい健全な信仰です。


すべての人は信じたいのです。みんな福音を求めている信仰者です。


今日のみことば:「わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。」(使徒言行録4・20)












 
 
 

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