笠利小教区報「アンジェラスの鐘」

✍巻頭言:「お寺の掲示板作品を見て思ったこと」
主任司祭 ルカ 内野洋平
毎年、お寺の掲示板に貼られた言葉の作品コンテストがあり、その中で受賞した作品を見て思ったこと。
・「磨いても磨いても光らなかった。でも腕力はついた」
無駄なことはない。何かが身についているから大丈夫。
・「一人はさびしい。二人はわずらわしい」
一人は寂しいと言う夫.二人がわずらわしい妻が、近くにい
たような。気のせいか?気のせい、気のせい。
・「もっとも優しい言葉は その人の名を呼ぶことである」
名前は親の祈り。自分の復活、会話もはずむ。
・「いがみ合う世界から おがみ合う世界へ」
手を合わせて祈っている姿が人間らしい姿。神の似姿。
うがみんしょーらん。
・「本当のものがわからないと 本当でないものを 本当にする」
これ、ホント、ホント。
・「私の物差しで問うのではなく 私の物差しが問われる」
神さまの物差しに感謝。
・「ボーっと生きても いいんだよ」
お言葉に甘えて。
・「君が本当に正しいと思うなら 叫ばなくて良い」
聖堂の静けさ。
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