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小教区報9月号「巻頭言」

笠利小教区報「アンジェラスの鐘」

巻頭言:「9 月以降のコロナ感染対策に伴う教会生活に関して」          

           主任司祭 ルカ 内野洋平

8 月に入って、第 7 波のコロナ感染拡大の影響を受け、奄美島内における感染警戒レベルが5に引き上げられ、未だ感染の波は高止まりの状態が続いています。その為、これまで小教区で定めた感染対策の基準に従って主日ミサを中止としてきました。何より懸念されるのは、言うまでもなく離島ゆえの医療機関の逼迫の恐れです。これまでとは違い、行動制限なく社会生活を継続する形での今回の感染拡大の波は、報道のとおり医療体制の危機と医療従事者たちの上に大きな負担をもたらし、島内における現在の感染警戒レベルの状況は長期化することも予測されます。それでは、共に集まって主日ミサが行われない状況が長引いてしまいます。こうした状況

を踏まえ、今後はこれまでどおり各自、コロナ感染対策に十分気をつけながらも、特に感染の増加傾向にある重症化しやすい高齢者の方々への感染対策に重点を置き、主日ミサを実施していく方向で対応していきたいと思います。 従って、これまで小教区で定めていた奄美島内におけるコロナ感染警戒レベル基準に伴った教会生活のあり方を見直し、9 月 より下記のとおり改定することと致します。

「9月以降のコロナ感染対策に伴う教会生活に関して」

・「主日ミサ」:レベル5の場合でも、レベル4と同様に歌ミサなしによる主日ミサを実施  

 する。しかし、高齢者や基礎疾患のある方、また同居している家族のミサへの参加義務は  

 免除とする。通常の歌ミサはこれまでどおりレベル3の時点で実施する

・「病人(在宅)訪問」:レベル4の時点で実施する。病院や施設に入所している方への訪  

 問は、施設の定めに従う。

・「信仰養成講座」および「会議」感染警戒レベルに関係なく実施する。

・「班集会」:家庭内における感染を避けるため、これまでどおりレベル3の時点で実施す  

  る。  




          

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