笠利小教区報7月・8月号巻頭言

✍巻頭言:「50年の歩みに感謝をこめて」
主任司祭 ルカ内野洋平
先日、奄美は線状降水帯に伴う激しい雷雨に見舞われましたが、皆さんが住む地域またはご家族の関係者などは被害なく大丈夫だったでしょうか。この雷雨をもって、梅雨も明け、これから本格的な夏を迎えると思われますが、気象庁によれば今年の夏は猛暑になると予測していますので、体調管理には十分に気を付けて過ごしていただきたいと思います。
さて、先月から大笠利教会の解体工事に先立って、引越し作業の準備に取り掛かっておりますが、皆さんの積極的なご協力に感謝いたします。また、先日開かれた大笠利教会建設委員会では、10月15日に予定している現聖堂における最後の「感謝ミサ」の計画について話し合いを行いました。この日の感謝ミサの主司式を谷崎新一郎(コンベンツアル会管区長)神父様に依頼し、快く承諾してくださいました。またすでにお伝えしたとおり、奄美地区の各小教区の信徒の皆さんにも当日の感謝ミサの案内状を送付し、これまで大笠利教会の建設(1972年建設)からの50年間にわたる教会の歩みを支え導いてくださった神様と、諸先輩の神父様方や修道者、信徒の皆さんへの感謝の思いを込めて、ともに感謝のミサを捧げて、新たな1ページとなる新聖堂に向けての歩みへとつなげていきたいと思っております。この主旨のもとに、当日の感謝ミサに加えて、「50年の歩みを振り返るスライドショー」の時間を儲けたらどうかということで計画しております。内容としては、年表や聖堂、歴代の主任司祭や修道者、現聖堂の建設活動時の思い出や、その後の教会行事における思い出の写真、そして新たな聖堂内部の写真を結びとするスライドショーの編集作業に7月から取り掛かろうと考えています。そこで、皆さんのご家庭に眠る思い出の写真等があれば、教会にお借しください。写真の裏にでも名前を書いてくだされば、編集後にお返しいたしますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
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