2022年11月16日「今日のワン」メッセージ
「覗いてもいいよ」

AKB48、乃木坂46のプロデューサである秋元康さんがニューヨークに住んでいた時に、日本では見られない工事現場の光景を目にしたそうです。それは、工事現場の囲塀に野球ボールくらいの穴があちこち開いていたそうです。何でこんな穴が開いているのか、不思議に思いながら注意して街を歩いていると、また別の工事現場の囲塀にも同じくらいの穴が開いていました。その謎の穴の理由について知りたかった秋元康さんは、ニューヨークの知人に聞いたそうです。すると、「ニューヨークの人たちは、工事現場に差し掛かると、この塀の向こうでどんな新しい建物が建てられているのか、その中を覗きたくなる衝動に駆られ、穴が開いてなかったら自分でこじ開けてしまうからです」という答えが返って来たそうです。

先日、大笠利教会も新しい聖堂の立体的な基本設計図を少し「のぞき見」しました。まだまだ途中段階ですが、将来どんな建物が創られていくのか、やはりニューヨーカーの人たちのように好奇心を抱くものです。パウロは、「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。神を愛する者のために、神は備えてくださっている(一コリント2・9)」と伝えます。人知を超えた神様が備えてくださっている永遠の住まいに心惹かれます。そんな私たちにヨハネが、こじ開けなくてもいいように少し永遠の住まいを垣間見させてさせてくれた今日のみ言葉でした。
今日のみことば:「ヨハネが見ていると、見よ、開かれた門が天にあった。天に玉座が設けられていて、その玉座の上に座っておられる方は、碧玉や赤めのうようであり、玉座の周りにはエメラルドのような虹が輝いてた。また、玉座の前は水晶に似たガラスの海のようであった。24人の長老たちは、玉座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝した(黙示4:1,3,6、10)」
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