2022年11月14日「今日のワン」メッセージ
「見えるようになりたいのです」
小アジアの７つの教会を巡って、幻で見たイエスさまの言葉を伝えたヨハネ（あるいはその弟子？）が最後に訪れたラオディキアの教会。ラオディキアは医療の街として知られ、この街はフリギア地方にあり、目薬の原材料となる「フリギアの粉末」にオリーブ油を混ぜ、目薬の塗り薬の生産によって栄えた裕福な街だった。その裕福さゆえに満ち足りた生活に溺れ何一つ欠けた所はないと怠惰な生活を送っていたラオディキアの人々。「私たちは大丈夫です。病気じゃない。見えていますから」と慢心していたようだ。イエスさまから「何をしてほしいのか」と言われて、「主よ、目が見えるようになりたいのです。あなたの助けが必要です」と必死に食い下がって願い出た一人の盲人の信仰。見えていない自分が見えているものでありたい、とそう祈った。
今日のみことば：「見えるようになるために、目に塗る薬を私から買うがよい（ヨハネ黙示録3・18）」
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