2022年3月16日「今日のワン」メッセージ
「上手な夫婦喧嘩の仕方」

今日は、結婚講座だった。講座の資料の一つを紹介。家庭問題情報センターという機関が情報誌「ふぁみりお」というのを発行している。その中に、「上手な夫婦喧嘩の仕方」について5つのポイントを挙げている。
➀相手を責めない。「人格」を否定しないで、「事柄」を否定すること。
※NG例:「あなたは本当に思いやりがないんだから。」「あなたって、本当に無神経ね!」
➁決めつける言い方をしない。
過度の一般化は決めつけた感じを与え、そのような状況を固定化させ、改善の可能性を封じ込めてしまう。※NG例:「あなたは必ず最後にそうやって手を出すのよね!」
➂過去のことや違う話題をごちゃまぜにしない。
過去のことは変えられない。話題にしても、余計な不快感をもたらすだけ。夫婦関係は現
在形の関係なので、「今の問題」だけを話し合うことが大切。
※NG例:「あなたはいっつも煮え切らないのね。結婚前からそうだったわ、そうやって
責任逃れするのよね。こないだの旅行の時だって、車を買うときだって・・・」
④相手を誰かと比較しない。
自分が比較されて育つと、他人と比較する癖がつきがち。こういう癖を持っている人は、
自分に対しても本当の自分の良さが認められず、他人との比較でしか自分を見てないこと
があります。自分で自分を認め、自信を持てるようになれば、こういう喧嘩は減る可能性
があるそうです。
※NG例:「俺の母親は、もっと旦那には優しかったぞ!」
「職場のN君のほうが、あなたよりずっと私に優しいわ!」
➄仲直りの仕方を決めておく。
喧嘩してしまったとき、一番大切なのは上手な仲直りの仕方。「あっちが謝らなきゃ、仲
直りしない!」なんて意地の張り合いになりがちですが、「ごめん」と素直に言えないと
きでも、「仲直りしたいという気持ちを表す、二人だけのサインになる行為を前もって決
めておき、やんわりと仲直りする、というのも一つの案です。
※具体例:仲直りのときは、すきやきにする。花を買ってくる。お寿司を食べに行く等。
夫婦関係のみならず、人間関係全般にわたるアドバイスとして参考になるかもしれない。
「冷戦」に発展しないために!
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